【香り】の活用方法
最近、演出の1つとして【香り】を取り入れたエンターテインメントや
アトラクションが増えつつあります。
例えば、映画における「4DX」。
これは、視覚的に飛び出して見える、いわゆる「3D」の効果に加え、映画のシーンに
連動して座席が振動したりミストが噴射されたりと、映画を体感できる上映システムです。
その演出の中には「香り」も含まれており、シーンを盛り上げる上で
重要な要素の1つとして認識されていることが伺えます。
また、ディズニーランドやディズニーシーにおいても、アトラクションの演出に
香りが取り入れられています。
『プーさんのハニーハント』では、プーさんがハチミツに囲まれるシーンや、
アトラクション周辺で「ハチミツの香り」が漂っています。
『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』では、
猿たちがバナナに囲まれて宴を楽しんでいるシーンと連動して「バナナの香り」が流れています。
香りの演出を取り入れることで、映画や遊園地の物語の世界に
より深く入り込んでいくように考えれらているのでしょう。
「嗅覚」は、五感の中でも特殊な存在です。
他の感覚は、視床や大脳皮質を経て大脳辺縁系へ到達しますが、
嗅覚だけは嗅神経から直接、大脳辺縁系へ繋がっています。
そのため、嗅覚よって思い出される記憶は、他の感覚刺激によって思い出される記憶よりも
より鮮明でより感情的であると考えられています。
弊社でも芳香剤をはじめとする【香り】を活用した製品を多数送り出してきました。
『エアーフローラ』
乾電池でファンを駆動させ、よどみない気流で香りを拡散する芳香機です。
シトロンソーダ、オレンジ、グレープフルーツ、アップル、ピーチ、
森林浴、森の息吹、キンモクセイ、ジャスミン、ソープ、古都など、
豊富な香りのバリエーションを取り揃えております。(全28種類)
記憶や心に働きかける【香り】。
上手く取り込み、より楽しく、気分よく、爽やかに毎日を過ごせるといいですね。